今回はお役立ち情報編
ドイツでは病欠がおおらかに認められていて働いている職場にもよるが基本的に病気になった日にどこでもいいので受診してKrankschein(病欠証明書)を貰う。
保険に入っていればもちろん受診料はタダ。
そして、この証明書にいつまで仕事に行ってはいけないのかが記載されているのでその期間中は治ったとしても仕事にはいけない。
これだけ聞くとものすごくいい事づくめかと思うが、そんなこともなく、受診はもちろん予約なしなので待ち時間はかかり、病院まで自分で行かなければならないのでかなり面倒くさい。
病気で休んでいるのにただ証明書をもらうためだけに外にでて自分で病院に行き長時間待つ。
たいていの病気は急を要することもなくただ家で横になって休養していれば治るものだと思っているのでこの行動にとても無駄を感じる。
今の時代にわざわざ直接医者の所に赴いて病状をジャッジしてもらうのもどうかと思う。
もちろん重い症状の場合は直接見て触診なりするのも大事だと思うがそんな急を要するときには救急車を呼ぶべきだろう。
そう思って調べているとやはりオンライン上で病欠証明書を発行するサービスがあった。
それが
このサイトでは病状をアンケート形式で答えるとPDFで病欠証明書を発行してくれ、さらに後日、郵便でオリジナルが送られてくる。
早い時には即日発行してくれるのでとても便利だ。
もちろんオンライン上だということでPDFの場合は9ユーロ、郵便でオリジナルも送ってもらえるようにすると+5ユーロ、合計14ユーロのコストが発生する。
ただ、病院に直接行く手間と労力が省けるという点でかなり重宝している。
カスタマーサービスもかなり反応が良い。
PDFで病欠証明書をダウンロードする流れとして
アンケート、個人情報とともに電話番号記入
↓
paypalで支払い
↓
SMSでコード、リンクが送られてくる
↓
リンクに飛びサイト上でコード(暗証コード)を打ち込み
↓
PDFをダウンロード
となっているのだがなかなかSMSが送られてこなく、カスタマーサービスに自分の番号を添付して問い合わせメールを送ったところものの10分程度でSMSが送られ、さらにSMSが送らて来たかどうかの確認メールがGmailにて送られてきた
これはドイツでは考えられないカスタマーサービスの反応速度であり、感動した。
こういうサービスはまさに時間と労力をカネで代行してくれるもので、日本では代行サービスがかなり充実しているが、ドイツでもこういう代行サービスがどんどん増えてくれるのを楽しみにしている。